サンタクロース村メルマガ読者の皆様、Moi!フィンランド在住ライターの靴家さちこです。5月に入ってやっと外気が15度の日が出てきました。私はもう「何が春だよ」という境地に達しているのですが、周りのフィンランド人は「一体何やってんのかしらねぇ?」「今日も曇り?」といら立ちが隠し切れない様子。そのえらい剣幕はさておき、なになに日本ではもう30度超えの夏日があったですって?なんてビールが美味しそうな……と、日本という名の遠くの芝生をふりむけば……なんとフィンランドサウナがブームなようですね?今回は在住14年にして、今さらながら「公共サウナ」についてお伝えします。
サンタクロース村通信
今注目のフィンランドの福祉の共通基礎資格 “ラヒホイタヤ”研修記
サンタクロース村メルマガ読者の皆様、Moi!フィンランド在住ライターの靴家さちこです。4月に入って春めいてきたので、そろそろ車のタイヤ交換をしようと思っていたら、10~20㎝の積雪。危ないところでした。日本の桜は裏切ることなくちゃんと咲いたようですね。今年もその美しい姿をネット越しに眺めていた私も、ふと気が付けば「ラヒホイタヤ(lähihoitaja=保育や介護など福祉の共通基礎資格保持者)」養成コースの2年生。2年目の今年はいよいよ専攻課程です。少し迷ったのですが、以前から目指していた「保育」の道を選びました。今回は今年初めての保育園での研修レポートをお伝えします。
<①牛乳パックに色紙と水を入れて凍らせただけの、雪国のアート。美しいのですが、頭に落ちると危ないので、ジャンプして触ろうとする子ども達は止めなければなりません>
世界にひとつの「ムーミン美術館」を拝見! ~オープン当日の「タンペレホール」に潜入~
靴家さちこ
サンタクロース村メルマガ読者の皆様、Moi!フィンランド在住ライターの靴家さちこです。「夏の月(Kesäkuu/ケサクー)」の名が付く6月だというのに、フィンランド南部では、まだ冷たい雨が降ったりやんだりです。数日前まで「ええい、日本の梅雨とシンクロしていると思えばこれしきのこと!」と、自分に言い聞かせて持ちこたえてきたのですが、北部は連日夏日和と聞き、つくづくやる気をなくしておりました。ところが、そんな腐った私の気分をパッと盛り上げてくれるニュースが……。なんと6月17日に、世界でひとつの「ムーミン美術館」が、タンペレに誕生するというのです。中部タンベレなら、南部より良いお天気かも……という淡い期待も乗せて、一路北西へ、ムーミンに会いに行って参りました。今回は、その様子をレポートいたします。
❶大空にそびえるタンペレホール ❷子供達に会いに館内に向かう、ムーミンとその仲間たち ❸ムーミンのお話の中のお花畑に腰かけて、ちょっと一休み ❹何度も描かれるうちに、姿を変えていったムーミンの姿を時代と共に紹介する展示 ❺ソフィア・ヤンソンさん(左)、アンナ-カイサ イコネンさん (中)、パウリーナ・アホカスさん(右)のお三方によるテープカット
生涯学習の国フィンランドで ラヒホイタヤ資格取得にチャレンジ
ヘルシンキに続々オープン!! 本場のムーミンカフェ「Moomi Kaffe」とは?
靴家さちこ日本から世界から地元フィンランドから、多くの訪問客の熱い想いがつづられたゲストブック
サンタクロース村メルマガ読者の皆様、Moi!フィンランド在住ライターの靴家さちこです。クリスマスを無事終えた後「1月のフィンランド人はまだ寝ている」とは、ちまたでよく聞く表現なのですが、そのフィンランド人に負けず劣らず、今年はいろいろありまして、やっと3月に入って目が覚めました。そんな「人」というよりは「熊」みたい私ですが、2017年は建国100周年を迎えるので「スオミ・サタ(フィンランド100という意味)」を合言葉に、例年よりちょっと張り切っているフィンランドより、今回は「ムーミンカフェ」の話題をお届けします。 続きをよむ