<①牛乳パックに色紙と水を入れて凍らせただけの、雪国のアート。美しいのですが、頭に落ちると危ないので、ジャンプして触ろうとする子ども達は止めなければなりません>
まず、首尾よくいけば今年末に卒業できるはずの本コースについて軽く触れておきますと、専攻課程に入った今年は、1月~初秋にかけて「1~2か月、通学でセオリーを学んだ(もれなくレポート、課題、テストもついてきます)後、4~5週間、実地研修をしに実習現場(私の場合保育なので、保育園)に通う」を3回繰り返したところで、秋半ばに1週間かけて専門分野の実地検定試験が行われます。その後、選択科目分野(保育専攻の場合、子どもの精神衛生、家庭に関わる仕事、家庭介護など)のセオリーも通学で1~2か月間学び、やはり4~5週間の実地研修を積んでから1週間の検定試験にのぞみます。 さてその第一回目の研修先に選んだのが、我が町トゥースラの公立保育園。息子達が通う小中学校のすぐそばにあり、就学前教育も行われているところです。私は3~5歳児クラスに配属されました。実は保育園は、1年目の基礎課程で「保育」と「リハビリテーション」の部門を学んでいた際にも研修に行っているので、3回目でした。始めての時もやはり公立の保育園の1~5歳児クラス、2回目には一クラス10名の特殊と普通の混合クラスでした。とはいえ、今回は3~5歳の元気盛りでおしゃべりも達者な子ども達が21名もいるというからガクブルでした。 かくして初日に私がしょっぴいたのは、口に磁石が入ったおもちゃのパーツを含ませ、ブーっとマーライオンのように吐く遊びを始めた4歳児二人組でした。翌日には、朝の会がつまらないと言ってじっと座らない4歳児を取り押さえました。前に2回お世話になった保育園は、もう少しお上品だったのですが、こちらは結構自由です。自由と言えば、園児たちの保育時間も家庭の事情によってバラバラなので、午前保育の子ども達は給食が終わったらお昼寝をせずに帰り支度をさせ、午後まで残る子ども達はベッドに誘導します。お昼寝の時間にふざける常習犯を寝かせる役目も仰せつかり、4歳児と格闘した挙句に顔に唾を吹きかけられた時、「私はこの、フィンランドの保育園のお昼寝の時間が嫌いなんだな」などと、おにぎりが食べたい山下清みたいなつぶやきをしていました。 それでもめげずに通っておりますと、朝出勤すると「サチコ~」と私の胴体めがけて抱き着いて来る女の子達が現れました。私にウインクをしてきたり、空手チョップを試してみる男の子達も。中には「サチコはフィンランド語が話せるの?」とストレートな質問をぶつけてくる子もいて、「そうねぇ、私は日本人だから完璧じゃないけど、でも結構話せてない?」と問いかけると「うふふちょっと変だけどね」と一緒に笑ってくれる。「私はスペイン語話せるわよ」と対抗してくる子がいたので、日本語で1から10まで数えてみせたら魔法使いを見たような顔をして驚かれたり。そのうち「日本語しゃべって!」と給食の時間まで迫られるようになったので、朝の会で簡単な日本語教室を開催しました。











