サンタクロース事務局

サンタクロース村通信

クリスマス近し!サンタクロースの故郷フィンランド①

サンタクロース村メールマガジン読者の皆様、Moi(こんにちは)!フィンランド在住ライターの靴家さちこと申します。フィンランドではヘルシンキから35キロ北にあるトゥースラに、夫と11歳と6歳の息子達と暮らしています。ご縁があって、サンタクロースの国フィンランドから旬な話題を発信させていただいております。

今回のテーマは、11月に入ってクリスマスムードが盛り上がるフィンランドの様子をお伝えします。

サンタクロースの故郷があるフィンランドでは、早くて10月からクリスマス関連商品が店頭に並び始めます。

2点

まず目につくのがチョコレートの特設売り場。きれいな化粧箱入りのチョコレートは贈答用に年中販売されているのですが、このシーズンに入るとクリスマス限定品や、ベルギーやスイス、ドイツやイタリアなどからの豪華な輸入品も拝めるようになります。

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さらに、もっと分かりやすいのが、ホットワイン(グリューヴァイン)のフィンランドバージョンのグロギ。ホットワインといっても、スーパーの特設売り場にびっしり並ぶのは、ベリーの果汁にグローブやシナモンなどのスパイスで香りづけしてある飲料です。アルコール分は、後からお鍋で温めながらウォッカや赤ワインでアルコール分をお好みで足したり、本格的なものが飲みたい人は、アルコール飲料店でアルコール入りのものを買い求めます。温めたものをガラスのマグに注ぎ、レーズンとスライスアーモンドを少量入れていただきます。

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このグロギ、私は、ノンアルコールでいつでも気軽に飲めて、子どもとも一緒に飲めるという点でとても気に入ってます。(実は冷たいままでも、スパイス入りのベリージュースの感覚で飲んじゃいます)フィンランド人もクリスマスいっぱいまで、イベントや友達や家族でたびたび飲むのですが、年明け1月のふと恋しくなる頃にカフェのメニューに再浮上します。

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さてクリスマスといえば、ジンジャークッキーのシーズンでもあります。フィンランド人にとっては、この香りがまさにクリスマスなのだそうで、我が家の息子達もシーズン外にクリスマスのことを考えると鼻をひくひくさせます。この香りがキーなので自家製にこだわる人もいますが、何事も便利な現代では冷凍のクッキー生地が売り場に登場してきます。と同時に、クリスマスのパイ、ヨウルトルットゥもカフェのメニューに登場してます。星型に成形したパイ生地にプルーンのジャムを乗せて仕上げに粉砂糖をふりかけていただくシンプルなお菓子です。

3点

上記2点のお菓子をわが家では、アドベントが始まる12月の最初の日曜日から焼き始めます。チョコレートは、夫がもう待ちきれなくて6箱も買ってしまい、食べ始めています。クリスマスの話題で書き出したら、ついつい食べ物の話に熱くなってしまいましたが、続きはまた次回にレシピと一緒にお届けしますね。

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次男もサンタさんにお手紙を書き終わり、年末に向けてこちらも慌ただしくなりますが、皆様、良い11月をお過ごしください!

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