サンタクロース村<サンタクロースからの手紙>

サンタクロース村通信

クリスマス近し!サンタクロースの故郷フィンランド②

サンタクロース村メールマガジン読者の皆様、Moi(こんにちは)!フィンランド在住ライターの靴家さちこと申します。フィンランドではヘルシンキから35キロ北にあるトゥースラに、夫と11歳と6歳の息子達と暮らしています。ご縁があって、サンタクロースの国フィンランドから旬な話題を発信させていただいております。

今回のテーマは、12月に入って“ますます”クリスマスムードが盛り上がるフィンランドの様子をお伝えします。

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【ケラヴァ市のマーケット広場に飾られたクリスマスツリー】

サンタクロースの故郷があるフィンランドでは、すでに11月下旬から、あちこちの自治体やショッピングセンターなどで、クリスマスのオープニングイベントが開催されています。中でも有名なのは、なんといってもヘルシンキのクリスマスパレードです。今年は11月23日に開催されたのですが、鉛の兵隊にお姫様、クリスマスの妖精たちに鼓笛隊などが練り歩き、なんとサンタクロースも登場します。

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【この季節に大活躍するPentikのトナカイのキャンドルホルダ】

私も2年前に、子ども達を連れてヘルシンキの元老院広場まで見に行きました。長男はもうサンタさんの存在を怪しむ10歳でしたし、5歳だった次男も広場の中に電力会社が無料で子ども達を乗せていたミニ・カルーセルの方が気になってしまって、なんだかんだで、美しい雪の妖精やサンタさんに興奮して一番キャーキャー言ってたのは私……みたいなことになっていました。

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【右写真:クリスマスの贈り物に喜ばれるMaria Drockilaの幻想的なアートキャンドル】
【左写真:ショッピングセンター内の、クリスマスシーズン限定の特設キャンドル売場】

ところでこのイベント、実はこのパレードだけでなく、アレクサンテリ通りをずらっと彩るクリスマスの電飾に、ヘルシンキ市長が午後4時きっかりにスイッチを入れ、クリスマスシーズンの到来を告げるという大きなクライマックスもあるのです。が、何しろサンタクロースが子ども達にも良く見られる場所を確保しようとやっきになっており、電飾はパレードが終わって帰る頃に、いつの間にかついていたという感じでした。しかも、なにも“やっきに”ならなくても十分良い場所から見ることができたので、改めて「人口の少ない国だなぁ」と感心したものです。

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【アレクサンテリ通りA型の電飾。これに明りが灯されるとクリスマス本番】

このように、大人の私でもとてもとても楽しかったので、またいつか来てみたいと思っております。日本からフィンランドのクリスマスを味わいに旅に来られるのであれば、12月上旬から始まるクリスマスマーケットもお勧めですけど、子ども達と楽しめるこのイベントも是非お見逃しなく!

さて、フィンランドでは、職場や学校などではピックヨウルという忘年会シーズンも始まり、11月最後の日曜日にはもう、第1アドベントを迎え、12月1日からは子ども達がアドベントカレンダーを開けはじめ、6日の「独立記念日」を挟んで翌日7日は第2アドベント、14日には第3アドベント、21日には第4アドベントと、いよいよクリスマス本番に向けてのカウントダウン体制に入ります。我が家ではアドベントに当たる日曜日には、ジンジャークッキーと星形のヨウルトルットゥ(クリスマスパイ)を焼いて食べます。

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【右写真:ジンジャークッキー。オーブンに入れる前にも息子たちの生地のつまみ食いが絶えません】
【左写真:焼き上がり】

では前回のお約束通り、プラムのジャムが日本では売っていないという難点以外は、驚くほど簡単に作れて美味しいヨウルトルットゥのレシピを書きますね。それでは皆さま、Hyvää joulua (メリークリスマス) ! !

【ヨウルトルットゥ(クリスマスパイ)の作り方】
【材料】(4個分)
冷凍パイシート(9㎝×9㎝) 4枚
種なしのドライプルーン 4個 (またはジャム) (小さじ4)
卵黄 1個
粉砂糖 少々

【作り方】
1.冷凍パイシートを15分ほど解凍し、図のように切り込みを入れる。

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【正方形の4つの辺に切り込みを入れ、風車状に折ってジャムをのせます】

2.風車のように折り曲げ、中心をしっかり指で押してとめたところにプルーンかジャムをのせる。溶いた卵黄をパイの表面に塗る。

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【お好みで卵を溶いたものやバターでつや出しをして】

3.200℃に温めたオーブンで12分ほど焼く。
4.冷めたら表面に粉砂糖を、ふるいにかけてふりかける。

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【食べる前に軽く粉砂糖でお化粧します】

※ドライプルーンを使う場合は、事前に水やラム酒でもどしたり、水と砂糖とレモン汁を入れた鍋で煮てやわらかくする。
※※ジャムは、フィンランドではプルーンジャムが使われていますが、日本では手に入りにくいものですので、お好みでブルーベリーや苺やラズベリー、杏子や林檎のジャムで代用して下さい。

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【こんな風に雪が降るといいのですが……12月9日現在、フィンランド南部にはまだ雪がありません】

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